樹脂筐体の設計ならテクノラボ。プラスチック製品のデザイン、設計、試作、金型、量産まで製品開発のすべてをお手伝いします。


Backgraund-技術的裏付け-

テクノラボのコア技術は次の2つです

■ IoTデバイスの新しいカタチを生み出す、デザインと設計スキル
■ 限られた予算で市場に通用する少量量産が出来る生産の仕組み

■ IoTデバイスの新しいカタチを生み出す、デザイン


①電子デバイスを理解する基礎能力

「電子デバイスの機能」と「人間の使い方」の間を取り持つものがテクノラボの考えるデザインです。デザインを行う上で、電子デバイスの機能についても一定以上の知識が必要とされます。
テクノラボは電子デバイスのケースに特化することで、多くの案件で経験を高め、助言提言できる基礎能力を培っています。

②生産技術にかかる基礎能力

広義の「デザイン」には「意匠デザイン(いわゆる狭義のデザイン)と機構デザイン(いわゆる設計)があります。 意匠とは外観の形状デザインすることで、製品の成功に関わる部分です。機構とはその外観を量産で成立させるめの製造技術の制約をクリアすることで、製造の失敗をなくすものです。
テクノラボはプラスチックのケースに特化することで、製造技術上の制約を常にクリアしたデザインを行う基礎能力を高めてきました。

③試作スキル

IoTデバイスの開発を行う多くの事業者は新規参入者であることが多く、図面を読むことに慣れていない場合があります。ですからテクノラボではデザインと設計を、図面ではなく現物モデルを渡しての評価していただきます。
テクノラボには多くの試作手法での積み上げがあり、かつ最終製品と同様の加飾技術も多様に対応してきました。
量産の前に量産と同等以上のサンプルを短納期で準備することが出来ますから、市場化を見通したデザインを現物として確認することが出来ます。
こうした実績の積み重ねを通して、IoTデバイスのデザインに求められているモノを明確にしてきました。
これこそが、テクノラボのデザインの魅力となっています。

■ 限られた予算で市場に通用する少量量産が出来る生産の仕組み


①初期費用を大きく下げる簡易型の活用

初期費用がかからない3Dプリンターのような手法が脚光を浴びていますが、実態は見た目の悪さ、素材の弱さ、そして単価の高さからマーケットの実用に耐える製品が出来る見込みは、現在ほぼありません。
少量で量産をする場合でも、金型を使った量産が唯一の選択肢となりますが、この方法では初期費用(=金型費)が問題となります。
テクノラボはカセット式と呼ばれる簡易型をつくるノウハウを豊富に有しており、特にアルミや樹脂の安価なカセットを使うことで、金型を使った量産でも大きく初期費用を下げる方法を有しています。

②少量で成形する生産の仕組み

金型が安価にできても数量が少ないと量産をする業者を見つけることができません。量産の業者も一定以上の金額ボリュームが必要となるためです。
テクノラボは簡易型でも特にカセット型を用いています。この仕組みは、生産工場が金型ベースを替えることなくカセットだけ替えることで多種の製品を量産できるものです。一つずつのカセットで作る製品は少量でも、いくつかのカセットが集まれば大量になるため、量産業者にとって対応し易い生産の仕組みです。
その結果、少量の生産であっても製品を量産する業者を確保することが可能です。

③少量での品質管理

テクノラボでは少量の量産でも、機構設計段階から少量量産で問題となるポイントを準備しておくことと、品質保証体制が少量に適応して組織されていることで、品質の維持ができる仕組みをつくっています。
これにより、品位の高い日本の組立工場でも納得する品質を維持して、プラスチックの部品供給を行うことができています。

このような少量生産の仕組みがデザインの仕組みと組み合わさって、新しいものを少量から創ることができるテクノラボのサービスが誕生しています。