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イスラエル出張レポート2018

イスラエル出張レポート2018

テクノラボ林です。
海外への事業展開の一環で、イスラエルに行ってきました。

「なんで、イスラエル??」という方もいらっしゃると思うので、背景を説明いたします。
今、テクノラボは海外からの受注を増やそうとしてシリコンバレーにアクセスしています。ところが、シリコンバレーで出会うハイテク企業で、プロダクトを作る会社(つまりテクノラボが受託しようとする分野の仕事)は、結構イスラエルとか東欧を母体にする会社が多かったのです。
であれば、先ずは本体を見にゆこうと思っていた所、イスラエルで有名なイベント「DLD」が開催されることになったので、渡りに船で参加した次第です。

なお政治の話はとても複雑になるので、今回は一切ナシで進めますね。

 

<イスラエルの場所>
イスラエルの位置、お分かりになりますかね?
まぁ、あんまり行かないから分からないですよね。

結構遠いんですよ、直行便がないので。
今回は、行きはトルコのイスタンブール経由で18時間、帰りはワルシャワ経由で25時間かけて往復中です(泣)。日本とイスラエルの間で両国間の関係強化のための協定が結ばれたそうで、近い内に直行便が飛ぶ(はず)。早く近くなって欲しいですね。

 

<投資天国イスラエル>

イスラエルがハイテク国家、起業天国(?)として有名なことは、一般的にはどの程度知られているのでしょうか?
実際に2017年のデータで見ると、イスラエルのスタートアップへの投資は人口一人あたりにすると、アメリカの倍以上の水準になります(日本の20倍以上)。

イスラエル企業への投資が加熱している背景として、大きいのはシリコンバレーの代替だと私は考えています。アメリカ・シリコンバレーの企業投資環境が飽和している分が、今イスラエルに流れ込んでいるのではないかと。

イスラエルはこれからの技術を有しており、またアメリカ並に英語でのビジネスが可能で、他民族国家なので世界市場にスケールしやすいと考えらた結果、このような投資が集まっているのでしょう。

実際、GAFAを始めとする多くのアメリカ企業がイスラエルに研究所を開設しています。

日本の大手企業や投資ファンドも結構イスラエル詣でしているようですね。

 

<DLDテルアビブ>

こうしたイスラエルの投資を象徴するようなイベントとして、スタートアップのお祭り(DLD)が開かれており、今回の目的はこれを見にゆくことでした。

DLDはスタートアップの祭典なので、実際は一種のお祭りらしいのですね。
メインは最終日2日間なんですが、実際は4日間に渡って会場だけではなくて市内全域で様々なミートアップが開催されるというイベントでした。それに気づいたのは4日目の朝で、もう目ぼしいイベントは残ってなかったのですね。

今回は最終日の2日間、主会場をぶらつくだけでミートアップに参加出来ず、失敗してしまいました。

ただお祭りというだけあって、出展者じゃない人達同士でも気軽に話が始まって、もしかしたら仕事になるかもというシチュエーションがポツポツありました。何だか不思議な空気ですね。

<イスラエルの野菜>

ところで、イスラエルは9月の初めから新年(ロシュハシャナ)に入るそうで、全ての企業がお休みに入るのだそうです。予定ではDLDでお友達作ってその後そこに訪問させて貰う予定で仕事の計画を立てたのですが、全て無意味になってしまっていました。

残念ながら仕事の話はそこで終わってしまったので、滞在中にビックリしたことを2つほどおまけします。

まず一つ目が「野菜」!

イスラエルは近隣諸国と常に戦争をしているので、何も輸入ができないのです。だから食料自給率はほとんど100%に近く、こうしてホテルで供される大量の野菜も全てイスラエル産です。

でもですね、雨が降らない地域なわけです。少し郊外に出ると、こんな感じ。

ところが、市街地は緑豊かでシリコンバレーのような風景です。

まぁ、全ての植物の根っこ付近に隈なくホースで水を撒いているからなのですね。点滴灌漑というそうです。

そして驚くべきことに、イスラエルは雨が降らないのでこれらの水はほとんど海水から作っているということだそう。

これだけの苦労をして、食料を確保しているというのが大変な驚きでした。放っておけば雨が降って作物が出来る日本とは、根性が違うなぁ、とややビビってしまいました。

<ドイツとイスラエル>

そしてもう一つがドイツとの関わりです。

テルアビブについて最初にビックリしたことは建物がきれいなこと。

なんでかなぁと思ったら、テルアビブは最初ドイツのバウハウスの人達がナチスに追われて大挙移り住んできた街らしいのですね。バウハウス様式の建物が多く、ホワイトシティという名で世界遺産にもなっているのだそうです。知りませんでした。

またテルアビブ美術館も多くのドイツから入植した人達のコレクションで埋め尽くされていました。

他にもイスラエルの最高学府テクニオンはドイツで資金集めをしてドイツ語で授業を始めたんだという話を聞いたりとか。

ともかくイスラエルの至るところにドイツの痕跡があるのを見るにつけ、イスラエルという国は(ユダヤ教徒ではあっても)ドイツ人によって作られた国なのだ、と感じざるを得ませんでした。

だから優秀なのかぁと感じたり、また逆に皮肉だなぁとも感じたり。

ユダヤ人だからドイツが嫌いだろう、って程単純な問題ではないのかも知れませんね。

<最後に>

イスラエルという国は、すごく景色がきれいですし、

食べ物も美味しんですよ。

次は旅行で訪れたいなぁ。


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