プラスチックで思いをカタチにする会社 株式会社テクノラボ

量産での落とし穴!?品質についての社内MTG!

量産での落とし穴!?品質についての社内MTG!

この度、新しいメンバーも増えたので品質についての意識のすり合わせを行いました。その様子を製品開発の裏側としてちょこっとリポートします!
プラスチック部品の検品中の画像

テクノラボでは、品質基準は当社基準により良否判定を行います。 単純に考えると、品質は高ければ高いほどいいと思いがちですが、そういうわけではありません。用途を考えずにやみくもに高品位の製品を目指してしまうと高品位な金型が必要になり、高額な初期費用が掛かります。且つ厳重な生産基準を設けなければならなくなり、結果的にとても高額な製品が出来上がってしまいます。(もしくは大量に作らなくてはならなくなる)
そんな状況では、そもそも予算が確保できず開発ができなくなってしまうかもしれません。
テクノラボではこれまでにない新しい製品の開発をお手伝いしているので、実現可能な量産方法を提案することが重要になってきます。少量でお手軽につくれることが製品開発の超えなければならない障壁です。だからこそ、自社の品質基準を明確にもつことが大切になってきます。
 
適切な品位設定が初期費用を下げます。
適切な品質設定が大切
 
通常は品質管理担当者が製品の検品を行いますが、今回は社内意識統一のために説明を行っております。

今回の対象は上記商品!少量生産を得意としているテクノラボのなので、これで数百個です(笑)

製品に触るときは基本手袋着用!
 
製品検品用の白手袋
 
手袋も作業内容に合わせて使い分けをします。
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光源の種類によっても基準がずれてしまうので、作業環境を合わせることも大切です。
 
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外観の検査だけでなく、プラスチックは温度などの色んな条件で微妙にサイズや色などが変わってくるので部品の嵌合(しっかり嵌るかどうか)もチェックします。
 
検品なんて簡単だよと思われがちですが、なかなか奥の深い世界です。ある意味、検品の観点からいえば機械的に不良品はすべて不良になるよう高品位な品物だけ出していた方が楽ちんです。
でも、考えるプラスチックメーカのテクノラボとしては金型量産が新規開発の阻害にならないようサービスに工夫を重ねております。
 
なにごとでも“目を養う”のはなかなか時間のかかることです。新しい人にとっても、慣れている作業者にとっても定期的にこういう場を設けることは大事だなと感じました。
 
もっと知りたいと思った方はテクノラボのホームページでもっと詳しく解説いしています。
また、テクノラボのブログも日々更新しておりますのでぜひご覧ください。